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Ubuntu 9.10にVAIO X用のディスプレイドライバを入れるの続き(解決?)

先日Ubuntu 9.10にディスプレイドライバを入れようとしてうまくいかなかった件ですが、いろいろ調べた結果うまくいきました。

基本的に以下のページの手順を実行すれば問題ない……ですが、最後に1点だけ罠?があります:

パッケージのダウンロード

このページからパッケージをダウンロードしておきます:

ダウンロードできるファイルは4つありますが、恐らく以下の2つだけしか使わないと思います:

  • psb-kernel-headers_4.41.2-0ubuntu1~910um1_all.deb
  • psb-kernel-source_4.41.2-0ubuntu1~910um1_all.deb

PPAの追加

必要なパッケージの提供元リポジトリを追加します:

> sudo vi /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-mobile.list

記述する内容はこれ:

deb http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mobile/ppa/ubuntu jaunty main
deb-src http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mobile/ppa/ubuntu jaunty main
deb http://ppa.launchpad.net/albertomilone/poulsbo-graphics/ubuntu jaunty main
deb-src http://ppa.launchpad.net/albertomilone/poulsbo-graphics/ubuntu jaunty main

パッケージのインストール

手順に沿ってコマンドを実行します:

> sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys C6598A30
> sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 99C0198F
> sudo apt-get update
> sudo apt-get install  dkms fakeroot
> sudo apt-get install libdrm-poulsbo1
> sudo apt-get install poulsbo-driver-2d poulsbo-driver-3d psb-firmware

ダウンロードしたパッケージのインストール

最初にダウンロードしておいたパッケージをインストールします:

> sudo dpkg -i psb-kernel-*

blacklist.confを書き換えます(ファイルの末尾に"blacklist i915"を追加する)

> sudo vi /etc/modprobe.d/blacklist.conf

ramfsを更新します(よく分かってないので手順通り):

> sudo update-initramfs -u

xorg.confファイルの作成

以下の内容でxorg.confファイルを作成します:

> sudo vi /etc/X11/xorg.conf
Section "Device"
        Identifier      "GMA500"
        Option "AccelMethod" "EXA"
        Option "DRI" "on"
        Option "MigrationHeuristic" "greedy"
        Option "IgnoreACPI" "yes"
        Driver "psb"
EndSection

Section "DRI"
    Mode    0666
EndSection

リブート、そして……

ここまでで一通りの手順が完了したのでリブートしてみたのですが、コンソールのログインプロンプトが表示された状態で画面が点滅したまま先に進まなくなりました。

手順をよく見ると、最後にカーネルパラメータの設定に関する項目がありました。

If you have a Vaio-P or if you are experiencing extremely slow performance (less than 14 fps running "/usr/bin/xscreensaver/glblur -fps -window") add "mem=2000mb" to /etc/default/grub, at the end of GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT, if using grub2, or at the end of the "# defoptions=" line in /boot/grub/menu.lst.

VAIO Xの場合も、ここに書いてあるVAIO Pと同様の設定が必要でした。再起動後、grubのブートメニューからrecovery modeで起動して、rootで作業を行います。

まず/etc/default/grubGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTを書き換えます。

$ vi /etc/default/grub

私の環境では GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash" となっていたので、以下のように書き換えました:

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash mem=2000mb"

あとはgrubの設定ファイルを更新してリブートすることによって、ドライバが正常に動作するようになりました。

$ update-grub
$ reboot

ここまでの結果

ここまでの手順によって、以下の部分が改善されました:

  • 描画速度がだいぶ改善された
  • 「システム > 設定 > 電源の管理」から輝度が調整できるようになった
  • Fn+F5, Fn+F6からも輝度変更可能

やっと目が痛くなくなりました……

余談

先日のエントリでは9.10用のパッケージがなかったためあきらめたのですが、今覗いたら存在していました。今ならgihyo.jpの手順でセットアップできるかもしれません。

まあ気がつくのが遅かったですが……